配 線

<改 造 記>

 狭いテンダーに少しでも空間を確保するため、既設の基盤にあるコンデンサーとコイルのうちブラスト音を発生させる部分(スピーカーと並列にあるコンデンサーとコイル、車軸接点と並列にあるコンデンサー)を撤去しました。モーターにつながる部分(写真の残っているコイルとコンデンサー)は、そのままにしています。

 テールライトは基盤へ接続したままですと、ヘッドライトと同時点灯になってしまいます。編成時の消灯、ヘッドライトの減灯をテールライトに影響しないようにするため、せっかくの外部FXユニットを活かすように、別配線としました。接続のため、スピーカーと同じく2mmピンヘッダを取り付けました(上の写真のオレンジと茶色のワイヤー)。

<改 造 記>

 デコーダー基盤への配線です。
 左奥の細いワイヤー線の3線は、外部FXユニットへのもので、ワイヤーの色は、永末システムのHPにある「実装」の説明図の色に合わせてあります。右手前のオレンジ、灰色、赤、黒のワイヤーは、8ピンコネクターに接続となります。ワイヤーで色はDCCの指定色になっています。写真の基盤裏側から伸びる青と白のワイヤーはスピーカーへの接続線です。

<改 造 記>

 さらに、8ピンヘッダー、スピーカー及びテンダーのテールライトへのソケットを取り付けたところです。

 コンデンサーも写真のように、取り付け穴に差し込んだ位置で半田付けすると、ちょうど石炭のモールド内に収まります。
 

<改 造 記>

 外部FXユニットは、配線をした後に適当なシールを挟んで固定してあります。
 外部FXユニットの4つのFXは、ディフォルトの設定を参考に、FX1は前方ヘッドライトに、FX2は将来の投炭時の火室の明かり用に残し、FX3は後方テールライト、FX4は後方ヘッドライトとしました。
 これで配線は完了です。
 いつでもこの状態にソケット等を外せばできますので、メンテナンスをやりやすいと思います。