回りの工作

<改造記>

 機関士側にある蒸気暖房の菊型ハンドルは、RMMを参考にエコーモデルの暖房ホース取付口一般型を、モールドの上(写真上にみえる)に接着剤で貼りつけてあります。管の長さが微妙に足りないので、エコーモデルの内径0.8外径1.0のパイプを足しています。

 塗装はハンドルのみ明るい青(普通の青ですと目立たない)に塗りました。

<改造記>

 次に中間台車のスピードメーターケーブルを取り付けです。ドリルで穴をあけて、家にあった天賞堂製のパーツを取り付けました。ケーブルは接着剤で留めてあります。
 ワンポイントで良い感じになります。


<改造記>

 下まわりの工作のメインは連結器まわりの改造です。製品の貧弱なディテールを撤去して新たにロスト製パーツに置き換えていきます。ディテールを削り落とすのに、ブロクソン製のペンサンダーが役にたちました。

 写真の上の右側は無加工の状態、左上はモールドを削って取付穴をあけて塗装した状態、写真下はコック類を取り付けた状態です。

 取り付けたパーツ類は、向かって左側から順番に、
 元空気溜引き通し管をエコーモデルのアングルコックにエアーホース取付座(前部用B)を45度斜めに半田付けをしたもの、
 2番目のホースの鎖掛けはエアーホース取付座(前部用B)を天地逆にしてその先端にエコーモデルの解放テコ受(テンダー用)を半田づけしたもの、
 右側に移って、エアーホースはエコーモデルのものに同じく取付座を半田付けしたもの、
 その下の暖房管は内径0.8外径1.0のパイプに取付座としてアングル材の一辺を斜めに削って半田付けしたもの、
 その隣の元空気溜引き通し管は左側と同様ですが、取付角度を変えたもの、
 最後に暖房管のキャップ(形状が異なりますが)です。

<改造記>

 20系客車の牽引と旧型客車の牽引の両方を想定し、実物とは異なりますが、片側(写真左)はヘッドマークを掲げて、元空気溜引き通し管のホースもある状態、反対側(写真右)は末期のホースが外されアングルコックだけの状態にしました。暖房管のキャップも暖房管に付いている状態とスカート上の掛けに付いている状態に作り訳ました。

 なお、胴受けは前述したメーカーさんから戴いたパーツを加工して取り付けてあります。

 写真のように連結器まわりのゴチャゴチャ感が表現できたと思います。改めて写真で見ると連結器が大き過ぎることが気になりますね。(しかもバネが外れている!)