<改 造 記>
組込が完了しましたので、ボディを乗せる前に、赤い箱を使ってテストを行います。
プログラムは、WindowsXPのデスクトップパソコンにインストールですので、すんなりといくはずだったのですが、インストールプログラム(パッケージ)をダウンロードするところを、最新プログラムだけの方をダウンロードしてしまい、手間取ってしまいました。
とはいえ準備が完了しましたので、USB電源のみでのテストです。
コマンドステーションから主電源入のボタンを押すと、スピーカーから「プツン」という音がします。デコーダーのアドレスを選択するか、ファンクションの操作をすると(いつもは、F0にチェックを入てヘッドライトを点灯させています)、エンジン起動音がいい感じにスピーカーからし、アイドリング音になります。次に、ヘッドライト及びテールライトが指示どおり点灯、前進・後進の切り替え、入換モード(F7)を確認しました。
汽笛は鳴らすと、さすがにUSB電源だけではパワー不足らしく、ハング(?)します。
USB電源で、確認が取れたので、DP1付属の電源を取り付けてのテストです。ライト類ももちろん、汽笛も今度は鳴ります。
スロットルを操作による、走行速度、ヘッドライトの明るさの変化、エンジン音、ブレーキエアー音をチェックし、ファンクションも一通り確認しました。
また、スロットルの目盛り(?)が「1」でも低速走行がちゃんと出来るかを確認しました。
ボディを乗せて再度テストを行い、問題がないかチェックしました。
基本的には、満足できるものでしたが、以下の点の設定を変更しました。
○F10への割り当てが、エアーホース音(エアーホースを外す音?)とキャブライトONOFFがかぶっており、キャブライトの操作をすると当然エアー音もします。エアーホースの音は必要ないということにし、CV127のエアーホース音のファンクション割り当てをF13にして無効にしました。
○F7の連結動作の車両の移動距離にムラがあること、また、実物の連結動作では20m前に停車して誘導での連結ですので、CV133の連結助走時間を5→15へ、助走速度を6→15へにしました。これで、枕木で7〜8本移動して連結となりました。
○キャブライトの照度に1kΩの抵抗を入れましたが、まだ明るすぎるようです。CV118をCV値を240→32にして減光しました。「もぁっ」と点く感じになりました。
さらに、以下のような現象を確認しました。
○動きだし時や停車寸前などに、ちょっとしたタイミングで、走行はし続けながら(もしくは一旦止まってから走り出す)サウンドだけがなくなり、時間をおいて自動的に復帰(エンジンが起動して走行操作できるようになる)します。
永末システムに問い合わせたところ、集電不良によるものだそうです。
○スロットルの最大にすると、車両が大きく加速します(これについては対応策が永末システムのHPにあります)。
○スロットルを急速に絞り車両を急減速させると、停車寸前のブレーキ音がするタイミングで減速が緩くなり(ブレーキ音がする時間を確保するように)、不自然な止まり方をします。
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