付属部品の組立等

<改 造 記>

 KATOの手すりなどの付属部品の取り付け作業はどうも苦手です。模型屋さんで、この作業をしてくれれば購入するという人もいるようですが、わかるような気がします。

 まずは、穴広(取り説は「広」ですが、「拡」のような気がします)げ治具で、これが入る全部の穴を拡げます。
 ランナーから部品の取り出しは、変にカッターやニッパーを使うよりも、何回か折り曲げて折った方が切り口がきれいだと思います。ただし、手すりのような部品は、部品の方を曲げると曲がり癖が付くので、ランナーの根本ごと切断して、部品の方を押させて、ランナーを動かして折る方がきれいです。

 取り付けはピンセットですと、部品を飛ばすので、ラジオペンチでしっかりと掴んで作業しています。穴が広すぎる場合はゲル状の瞬間接着剤を少量使っています。
 1次側のファンの両脇の長い手すりがちょっとヘロヘロになってしまいました。(>_<)

 また、連結器の両脇のコック類もねじれて揃っていないと格好悪いので、こちらも瞬間接着剤で止めてあります。実物の写真をみて、向かって左のMRと右のブレーキ管は少し斜めにしました。

 インレタですが、切り抜き文字も結構うまく表現できるのですね。番号は「DE101155」にしました。

 次に色差しですが、MRのコックを白に、暖房用蒸気管受けと総括制御用のジャンパー線受け栓をオレンジに塗りました。これだけで、随分と印象が変わってきます。
 DD51のような本線用の機関車と、DE10のような入換用の機関車では、白く塗ってあるMRのコックの位置が違うので注意が必要です。

 最後にウエザーリングです。タミヤのウエザーリングマスターのBセットを使って、排気管周りの煤と台車のブレーキシューまわりに錆を入れました。また、妻面の鎖については、軽くスミ入れ(エナメル塗装をしてふき取り)をしました。随分と良い感じになった(一つめの写真参照)と思います。