屋根上ファン

<改 造 記>

 ファン回転用のモーターとして、携帯電話のバイブ用モーターを秋葉原で買ってきました。
 写真のとおり、大きさの異なるものを3種類購入し、実際に使ったのは真ん中のものです。日本電産コパル製LA4-466FB(STD)で、DC3.0V、定格電流67mAのものです。写真では既に重りを外し、ワイヤーも半田付けが終わっている状態です。因みに値段は1個100円でした。

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 重りの外し方です。そう簡単には外れません。重りだけを固定してモーター軸だけを叩いて抜く必要があります。そのためにはジグが必要になりますが、たった数個のためですので、出来るだけに簡単な物を物色しました。

 その答えが写真の物です。すぐにジグに何の部品を使ったがわかると思います。
 OLFAのカッターのお尻についている部品です。溝の一部を、ドリルとリーマーで拡げる加工をしただけです。拡げた部分に重りを通して、ジグを機械万力に固定して、モーター軸部分(矢印の部分)に、折れたドリルの刃を加えた安物のピンバイスを当てて、上から叩き、重りを外します。
 結構簡単に外すことができました。

 ネットで調べると重りを外した状態で販売しているサイトも見つかりましたが、当然割高です。

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 次に車体の改造です。
 左の矢印のようにファンの部品は刺さっているだけの固定になっていますので、ドライバー等で押せば簡単に外れます。右側の矢印のように、ドリルでさらってモーター本体の細い部分が入るようにします。

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 表から見るとこんな感じでモーター軸が顔を出します。
 ファンの部品は適当に切断して中心に穴をあけてモーター軸に差し込みます。

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 モーターに配線(ファンが空気を排気する回転方向になるように赤と黒のコードを半田つけ)し、電池等に接続して回転できるようにし、ファンが屋根本体に当たらないかを充分チョックしてから、モーターを屋根材の固定とファンと軸の固定をします。
 少々、ファンの取付を上気味(車体から離れて)にするのがコツ(そのためには、ファンのモーター軸取付部をあまり長めにカットして調整する)のようです。

<改 造 記>

 2つのモーターの配線を並列に繋いで、コードの先はコネクターを半田付けします。