作 戦

<改 造 記>

 スピーカーの選択、デコーダー基盤・スピーカー・コンデンサーの位置、配線等の基本的な作戦タイムです。

 まずはスピーカーですが、円形はやはり固定しにくいのと、1Wある千石電商で購入したスピーカー(U238S4WC)は、座席の背もたれを削らないと入りませんでした。エンクロージャも円形ですと作りにくいということもあり、結局、DE10と同じスピーカー(CUI GC0251K)を採用しました。当然ですが、スピーカーの音を外に出すために、写真の網掛け部分(写っていませんが配線の基盤もです)に穴をあけます。

 次に、デコーダー基盤の設置位置ですが、最初は屋根上に持っていくことを考えました。室内灯を取り付ける柱がありますし、ワイヤーを通す空間も確保されています。しかし、室内灯を取り付けたいのでバッティングすること、ワイヤー数も多いのであきらめ、床上に設置としました。
 となると、狭い床上にデコーダー基盤・スピーカー・コンデンサーが並ぶことになります。位置関係については、スピーカーの音を床下へ抜けるようにするとなると、構造上、スピーカーの位置は写真の位置以外にはありそうにありませんので、スピーカーの位置が決まることによって、必然的にデコーダー基盤、コンデンサーの位置も決まってしまいます。

 コンデンサーは付属の470μF(写真左上)はさすがに大きく、これですと相当目立ちそうです。このようなプラの製品は、集電状況は良いでしょうから、小さい100μFのコンデンサー2つとします。

 配線基盤とのワイヤーの配線は、写真の矢印の空間(中央のドアーの逃げ)を通して行うのが目立たないようです。