付属部品の取り付け等

<改 造 記>

 実車の考察の基づき、付属品の取り付け、色差し、インレタ貼り、ウエザーリングをしていきます。
 上の写真はウエザーリングも含めて、完成したところ。

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 まずは付属品の取り付けです。
 付属品は、エアーホース、ジャンパホース、ジャンパ栓フタ、行先板、台車排除器、転写シートで、ジャンパホースとジャンパ栓フタとは排他的に取り付けです。

 まずは、ジャンパホースとジャンパ栓フタです。ジャンパホースを取り付けると車体と外す際にいちいち取り外すことになりますが、実車の考察からも格好良さはジャンパ栓フタだけなのに較べれば雲泥の差です。
 写真のように、ジャンパホースのフタの部分に車体色(気動車色のオレンジで代用)を、ランナーから切り離す前に、筆塗りしました。ランナーからの切り離しに際して、下側は差し込みシロが少ないので、根本から切断する必要があります。

 行先板は、好みで「瓦町行」にしました。枠をシルバーで筆塗りし、しっかりと車体の穴に差し込みます。

1998/09/04 仏生山検車区

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 転写シートは、透明ベースの有無の2種類が入っています。実車は上の写真のように、単にペイントではなく、銘板になっていますので、車体との段差もあり、透明ベース有りの方がその表現ができる可能性があります。また、透明ベース有りの方が文字が分離せずに転写しやすいようです。

 ということで、透明ベース有りで転写しましたが、結果としてはベースは転写するとほとんどわからない状態になってしまいました。なお、妻面の転写位置は個体差があり、300は割合低めになっているので特徴です。側面については、実車は車体下の裾部分のリベットがないですが、模型では表現されており、リベットぎりぎりに転写しました。
 コック位置を示す「▼」マークも実車の写真を参考に転写しました。

 付属品ではないですが、連結器を短く(車体側に下がらせる)取り付けることもできる構造になっているので、そのようにしました。

 次に色差しです。

 下周りは、薄めたエナメル塗料(タミヤのブラック)を塗ってふき取り、墨入れをしました。綺麗すぎる下回りが引き締まったと思います。

 車体の連結器の胴受けおよび取付座をライトグレーに筆塗りをしましたが、ステップの色と微妙に異なってしまいました。
 また、前面のへの字の手すりも塗り分けに揃えて朱を入れました。
 ジャンパ栓フタも実車の写真に合わせて、赤、黄、緑に塗り分けました。派手すぎるかと思ったのですが、あまり見えるところではないので、ちょうど良いアクセントになっています。

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 パンタも黒鉄色を筆塗りし、すり板もカッパーに塗りました。パンタの屋根配管もライトグレーで色差しをしました。
 ドアーゴムもガンダムマーカーのスミ入れ用グレーをモールドの筋に合わせて引きました。グレーというよりほとんど黒になってしまいました。ドアの手掛けの穴も同じマーカーで墨入れをしました。