
<改 造 記>
DCCサウンド改造2作目として、基本的なことは把握していたものの、どのように改造していくのがベストかという点を整理するのは、時間がかかりました。工作自身は、電車という箱形状に助けられ、空間的にはギリギリとはいえ、楽だったと思います。
まずは当初の目標への達成度と反省です。
○ライト類
ヘッドライト、テールライトの点灯及びファンクションの割り当てができ、室内灯についても、テールライトと連動とさせることができました。ヘッドライトが片方点灯しないのは、今後LED毎交換したいと思います。
○走行性能の確保
配線を走行に支障にならないよう、外見上も室内に見苦しいワイヤーが這うことなしに、まとめることができました。
○デコーダー基盤の取り付け
デコーダー基盤の取り付けは、ピンヘッダを使い、容易に取り外せ、ワイヤーの色も揃えメンテナンスしやすくなっています。
○配線
前進、後進の方向が想定と異なり、ライト類の配線で対応しましたが、今度は試験用のユニットを作って確認してから工作したいと思います。
○外観
デコーダー基盤、スピーカー、コンデンサーを、窓より低い位置の取り付けを目指しましたが、スピーカーはあきらかに窓より上になっており、コンデンサーも容量をアップしたため、結構目立つようになってしまいました。
○スピーカー
床板の穴開けやエンクロージャ工作により、満足できる音量を確保できました。
○その他
実車の資料に基づき、付属品やウエザーリングを施すことができました。
以下は、サウンドへの感想です。
コンプレッサーの停止する時の音、車両が走り出すときの音、ノッチを切るときの遮断機の音、停止時のスキール音などの美味しいところを再現しようという点は、高く評価できますが、その音自身は満足できる音とは言えないように思えます。それは、この基盤が旧型国電用であり、小型の電車用ではないことを差し引いても、そう思います。
特に、スキール音はもう少し何とかならなかったのでしょうか。タイファンの音はとてもいい音ですが、音量がもっとあった方がいいと思いました。
釣り掛け音も走行速度に対して階段状に音が変化しますが、蒸気機関車のように連続的に変化していくのがリアルなんではないでしょうか。もっと低音がほしいところでもあります。
たぶん、無理難題を言っており、高望みしているのでしょう。旧型の電車音をサウンドできる数少ないアイテムであり、今のこの製品でも充分魅力的なことは間違えないでしょう。
もし、音源を変更できるのであれば、私もいくつかは音源があるだけに、私鉄小型旧型電車版にカスタマイズしてみたいところです。
「ポコポコポコ」というDH−25のコンプレッサー音、「ジージー」という発車の促すブザー、「ガグオーン」重々しく走りだし、連続的に唸りが変化する釣り掛け音、「カチカチ」というノッチを戻す音・・・・
これが300の音です。
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